CAS番号とは|原料調達で確認すべき理由と注意点

結論CAS番号(CAS登録番号)は、化学物質を一意に識別する国際的な番号です。名称の表記揺れに左右されず物質を特定できるため、原料調達・法規制確認・安全性情報の照合における「共通言語」になります。

CAS番号とは

CAS番号は、CAS(Chemical Abstracts Service)が化学物質に付与する固有の登録番号です。1つの物質に1つの番号が対応し、名称が異なっても同一物質かどうかを番号で判別できます。なお、塩や水和物など形態が異なると、別のCAS番号が付与されます。

原料調達でCASが重要な理由

  • 物質の同一性確認(名称が違っても同一物質か判別)
  • 法規制・安全性データの照合(規制対象か、SDS情報など)
  • 発注ミスの防止(目的の形態・塩と一致するか)

注意点

植物抽出物や混合物では、単一のCAS番号が存在しない場合があります。また、同じ成分でも塩酸塩・ナトリウム塩・水和物などの形態でCASが変わるため、目的の形態とCASが一致しているか必ず確認します。FONTIAの原料カタログでは、各原料のCAS番号を公開しています。

よくある質問

CAS番号があれば品質は保証されますか?
いいえ。CAS番号は物質の識別子であり、品質は規格書・COAで確認します。CASは「何の物質か」を示すもので、「品質が良いか」は示しません。
抽出物にもCAS番号はありますか?
標準化された抽出物にCAS番号が付く場合もあれば、混合物として単一のCAS番号がない場合もあります。
同じ成分なのにCAS番号が複数あるのはなぜですか?
塩・水和物・光学異性体など、形態の違いによって別の番号が付与されるためです。

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