結論食品添加物公定書は、日本で使用が認められた食品添加物の成分規格・製造基準・試験法を定めた、食品衛生法に基づく公的な基準書です。原料が「食品添加物グレード」に適合しているかを判断する際の基準になります。
食品添加物公定書とは
食品添加物公定書は、食品衛生法に基づき、指定添加物等の成分規格、保存基準、製造基準、試験法を収載した公的基準書です。食品用原料として流通させるには、最新版の公定書規格に適合していることが前提となります。原料の規格書には「食品添加物公定書適合」と明記されることが一般的です。
「規格適合」の見方
規格適合は、規格書・COA(試験成績書)に記載された各項目を公定書の規格値と照合して確認します。主な確認項目は次のとおりです。
- 含量(純度・力価)
- 性状(外観・色・におい)
- 確認試験(同一性の確認)
- 純度試験(重金属・ヒ素・関連物質など)
- 乾燥減量・強熱残分、定量法
原料調達での実務ポイント
調達時は、サプライヤーに公定書規格への適合を確認し、規格書・COAで裏付けを取ります。用途(食品・医薬・飼料)によって適用される規格が異なる点に注意が必要です。FONTIAの原料カタログでは各原料の規格・用途を確認でき、規格書はお問い合わせに応じて個別にご提供します。
よくある質問
食品添加物公定書はどこで確認できますか?
厚生労働省が告示・公開しており、最新版の成分規格を確認できます。原料の規格書に「食品添加物公定書適合」と記載されることが多いです。
公定書に収載されていない成分は使えませんか?
指定添加物・既存添加物などの区分によって扱いが異なります。用途と区分を確認し、必要に応じて専門家や当局に確認してください。
食品用と医薬用でグレードは違いますか?
異なります。医薬用には日本薬局方など別の規格が適用されます。用途に応じた規格適合を確認しましょう。